プレスデー初日(19日)で、コンセプトモデルとともに注目されたのがトヨタ自動車と富士重工業(スバル)の提携に関する動き。トヨタブースでは、10月5日の記者会見にトヨタ側から出席した木下光男副社長も記者団に囲まれた。
提携内容について木下副社長は「開発と生産が対象だが、開発はハイブリッドなどの先端技術というよりも、従来技術からアプローチすることになろう」と述べた。
また、生産面ではトヨタが富士重工の米国工場(SIA)で委託生産をすることが有力視されている。木下副社長は、「(富士重工の)国内は余力がないのでSIAということだろうが、まだ決まる段階でない。報道が先行している」と慎重だった。