14日、モナコでマックス・モズレーFIA会長とロン・デニス(マクラーレン)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル)らが会合を開いた結果、先の世界モータースポーツ会議で下された有罪判決が翻ることとなった。
FIAは声明を発表し、デニスらが新たに提出した証拠により、アメリカGPへの出走を拒否したことがタイヤメーカーのミシュランの指示であり、契約によりその指示に従わざるを得なかったことを認めたもの。
「新しい証拠を考慮し、評議会はチームに対して行われている進行中の手続きがスポーツの発展のために適切ではないと判断した」とコメント。
6月29日に下された評決は数日以内にもファクスによる投票で正式にキャンセルされる。この声明により世界中に物議を醸し出したアメリカGP問題は一応終結する見込み。