新型スズキ『エスクード』(16日発表)は、レジャーユースへの対応度も柔軟。リアシートをダブルフォールディングで折りたたむと、一面フラットなラゲッジフロアが出現。26インチのマウンテンバイクを、前輪を外した状態で搭載できる。「本当は前輪を付けたまま載せられるようにしたかったんですが、人間が乗る空間を犠牲にすることができなかったので、前輪をリリースした状態でということになりました」(商品企画担当・秋本伸王氏)もっとも、最近ではロードバイク、MTBともに、ちょっと本格的なモデルになればホイールのクイックリリース機構がほぼ標準で備えられているので、大きな問題はないだろう。先代比で大柄になったものの、全長4.4m未満という意外にコンパクトなボディの新型エスクードだが、“使えるクルマ”度はかなり高そうだ。