●2004年、ふくらむ期待2003年の最終戦、日本GPで急遽B・A・R・ホンダのステアリングを握った佐藤琢磨。レースに関してはまるまる1年というブランクがあったにも関わらず琢磨は実戦で見事に入賞を果たした。われわれモータースポーツファンにとっては2004年F1への楽しみを増やしてくれたわけだ。実際、冬の合同テストでも時折トップタイムを叩き出すなど期待は膨らむ一方である。そんなF1レギュラードライバーの佐藤琢磨を筆頭に、本山哲のルノーF1テストへの参加や、松浦孝亮のIRLテスト参加、金石年弘のインターナショナルF3000テスト参加など、日本人ドライバーの海外への挑戦が目立っている。ただし、現実はそんなに簡単じゃない。本山の場合はフォーミュラ・ニッポン、GT選手権のWタイトル獲得へのご褒美という意味あいから日産のお膳立てでテスト参加が実現したが、ルノーF1チームの一員になったという話ではない。確かに本山の速さや経験はルノーの現場スタッフにも認められたというが、問題なのはやはり「言葉」なのである。1/3●2004年、ふくらむ期待2/3●佐藤琢磨のテストの真意3/3●数年先が楽しみ
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