●佐藤琢磨のテストの真意語学力と聞いてまず思いうかぶマシンのセットアップももちろん重要だが、いまのF1は戦略で成り立っているだけに無線のコミュニケーションが取れないドライバーは、速い・遅い、年齢が……の前にセレクションの候補にもならないというのが現実だ。B・A・R・ホンダの佐藤琢磨が冬のテストで行っている目的は結果的にトップタイムを出すことではない。チームが来季のタイヤをブリヂストンからミシュランにスイッチしたことでマシンの開発はゼロからの出発になってしまった。そこで琢磨はB・A・Rのスタッフ、そしてミシュランのスタッフと円滑なコミュニケーションを取りながらマシンの方向性を定めている。これができて初めて、F1のトップドライバーたちに立ち向かえる戦力を得られるのだ。単純に琢磨と本山を比較しても何の意味もないだろうが、ライバルよりも速く走るために何が必要かというスタートラインは、まずは語学力という事なのだ。1/3●2004年、ふくらむ期待2/3●佐藤琢磨のテストの真意3/3●数年先が楽しみ
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