ホンダは、8月1日に開幕した「2025 FIM世界耐久選手権コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会」(鈴鹿8耐)で、「CB」の次世代コンセプトモデル『CB1000F SE コンセプト』を世界初公開した。春のモーターサイクルショーで話題をさらった『CB1000F コンセプト』をベースとしたカウル仕様で、よりレトロ感を増したスタイリングが特徴だ。
ホンダは今回の鈴鹿8耐でCB1000Fを目玉に据えたブースを展開している。今回初披露となったCB1000F SE コンセプトのほかにも、CB1000F コンセプト、CB1000F Concept Moriwaki Engineeringの3台の新型CB-Fを展示。さらにCB1000F SE コンセプトとCB1000F コンセプトについては、「コンセプト」と名がつくにも関わらず跨ってエンジン始動体験もおこなっており、長蛇の人気となっている。

体験した来場者は自身でエンジン始動、アクセルを回し、4気筒エンジンの太く滑らかなエギゾーストを味わった。
CB1000F、SEともに現時点では発売時期や詳細なスペック等は発表されておらず、展示車両もミラーが付いていない状態ではあったが、明らかなアップデートとしてCB1000F コンセプトにも新たにウインカーが取り付けられていることを確認。このほかにもグリップヒーターやラジエーターガードなど、ほぼ市販車と言ってよい状態まで仕上がっていた。そう遠くない未来に、日本発売のニュースが届けられることになりそうだ。
また今回SEが披露されたことでSNSでも人気が再燃。

「これかっちょええやん! こういうビキニカウル好きっ!」
「くそかっこいい!!!! あのあの、このまま400もお願いします!!」
「CB1000FはそうでもなかったけどSEはなぜか結構好きかも」
「めちゃくちゃ格好良くて草」
「懐かしい角型ヘッドライトカウルが、北米仕様CB1100Fを彷彿させる~! これはアツい」
「Z900RSから乗り換えるおっちゃん増えそう」
など、そのデザインついて様々なコメントが寄せられている。
8月2日の鈴鹿8耐2025の前夜祭では、「Honda『CB』スペシャル・ラン」と題してCB1000Fコンセプトと、CB1000F Concept Moriwaki Engineeringが鈴鹿サーキットを走る。今年の鈴鹿8耐は、レース以外にも見どころは多い。
鈴鹿8耐2025は8月1日に公式予選がおこなわれ、2日にフリープラクティスとTOP10トライアル、3日11時30分より決勝がおこなわれる。