ホンダは、モトGP参戦マシン「RC211V」の先進技術を取り入れ、新開発600ccエンジンを搭載したスーパースポーツバイク『CBR600RR』を7月4日から発売すると発表した。
新型車は「イノベーティブワンダー」をコンセプトに、可能な限りの軽量化とマスの集中を目指したレース専用マシンで培った先進技術とスタイリングを随所に取り入れ、レース出場も可能なモデル。
エンジンは軽量・コンパクトの新開発水冷DOHC直列4気筒を搭載、新開発の電子燃料噴射装置PGM-DSFIの採用で、低回転域から高回転域まで高効率燃焼を実現した。フレームは世界初の新鋳造方式による中空鋳造アルミダイキャストフレームを採用、高剛性とコンパクト化を実現した。
スタイリングは、薄型2灯ラインビームヘッドライトを採用した。リヤカウル内側に配したセンターアップ・エキゾーストシステムと合わせてRC211Vのイメージを踏襲した。
カラーリングはイタリアン・レッドのみ。
価格は89万円で、販売計画は年間800台。