業界がまとめた米国の2月の新車販売実績によると、前年同月比7.0%減となり、2カ月連続のマイナスになる見通しが明らかになった。昨年の10月以来の大幅な落ち込みで、これでイラク攻撃が始まれば米国新車需要が急速に冷え込む可能性が高まっている。
メーカー別では、GMが同19.0%減の33万3572台と大きく落ち込んだほか、フォードが同0.1%減、ダイムラークライスラーの米国部門が同4.0%減と揃ってマイナスだった。各メーカーともインセンティブを積み増して販売促進キャンペーンを展開しているものの、効果が上がっていない。
日本メーカーでも新型『アコード』を投入したホンダと『マツダ6』(日本名『アテンザ』)を投入したマツダはプラスだったが、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車がマイナスとなり、明らかに新車販売需要が冷え込んでいる。
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