【株価】世界同時株安の中……三菱だけが6日ぶりに反発!!

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前週末の米国株式の下落、不良債権処理の加速による企業業績不安などを背景に、全体相場は急反落。世界同時株安の様相を強めており、平均株価の下げ幅は今年3番目、1983年6月以来の低水準となった。自動車株も全面安。

トヨタ自動車が、前週末比80円安の3000円と反落。『ランドクルーザー・プラド』『ハイラックス・サーフ』の新型2車を発表したが、市場センチメントの悪化に逆らえず、小口の売りに値を下げた。ホンダも180円安の4810円と急落し、日産自動車も28円安の846円と反落。

その中で唯一上げたのが三菱自動車工業で、2円高の218円と6営業日ぶりに小反発した。従来の2系列の販売会社を来年から統合し、227社を3割強減らす見込み。外資系証券では目標株価を350円から230円に引き下げており、値ごろ感からの買いが入ったとみられる。ホンダ系列のショーワが9月中間期の業績(連結ベース)を、売上高940億円→980億円、経常利益55億円→63億円と上方修正。もっとも株価は、28円安の1062円と4日続落。

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《山口邦夫》

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