【WRCサファリラリー】“クルマ喰い”コースで記録更新したマクレー

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【WRCサファリラリー】“クルマ喰い”コースで記録更新したマクレー
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世界ラリー選手権(WRC)第8戦サファリラリーは14日、最終・第3レグ、総走行距離681.52km(CS263.152km)を行い、ナイロビにゴール。ラリーはコリン・マクレー(フォード)がアクロポリスラリーに続き連勝、彼自身のサファリ3勝目とWRC通算25勝の最多勝利を飾った。フォードは第6戦のアルゼンチンから3連勝となった。

今年のサファリラリーは近年では最もタフなラリーだった。初日スタートを切った48台のうち、最終日ナイロビにゴールしたのは11台。サファリラリー50年の歴史だけでなく、WRC全体の歴史の中でも最もラフで過酷なものとして記憶されるだろう。

最終日はどのドライバーも完走を逃すことがないよう細心の注意で走っていたが、セバスチャン・ローブ(シトロエン)はCS11で後ろのダンパーが壊れて5位に後退。ユハ・カンクネン(ヒュンダイ)もCS12の同じサスペンショントラブルで17分のタイムロス。

C. マクレーはドライバーズ選手権トップのマーカス・グロンホルム(プジョー)との差を7点まで詰め、チャンピオン争いの有力候補になってきた。カルロス・サインツ(フォード)とトミー・マキネン(スバル)の2人と並んでいたWRC最多勝記録に1勝を加え、史上初の25勝とした。

2位は昨年に続きアンリ・ロバンペラ(プジョー)が入った。シトロエンはワークス初参戦のサファリでトーマス・ラドストロムが3位、ローブが5位と大健闘を見せた。サファリラリーデビューのフォードの若手、マルコ・マーチンが4位。

優勝したC. マクレーは「今日1日はとても長い日だった。勝利の鍵はペースを保ったことだと思う。サファリは『待ち』のラリーだし、問題をいかに早く解決するかの勝負だ。ギリシャとケニアで勝ったことで、ラフ・コンディションでのフォーカスの強さを証明出来たと思う」とコメント。

なおサファリラリーでは、競技区間を通常のSS=スペシャルステージではなく、CS=コンペティティブ・セクションと呼ぶ。

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《高木啓》

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