【ダイハツ『コペン』発表】デザイナーの夢から生まれた

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『コペン』誕生のいきさつは、「社内の商品企画部門からではなく、こんなクルマに乗りたいというデザイナーからの夢から生まれた」とデザインのまとめ役、ダイハツ・デザイン部主査の石崎弘文さんが語った。

「そもそものきっかけは1999年の東京モーターショー。出品車の準備が始まる1998年の6月頃、デザイナー達から『こんなクルマを作りたい』という希望があった。そこから生まれたのが、ショーに出品された『Kopen』(コペン・市販車と表記が異なる)だった」と、石崎さん。

「Kopenの安定感や親しみのあるデザインは、初代『オプティ』のスタイリングテーマを追ったもの」。驚くべきことに、「量産は決まっていなかったが、デザインは量産を前提に設計要件を満たし、ほぼ市販できるものであった」という。

さらに石崎さんによると、「モーターショーの反響がすごかった。結果、経営トップから量産開発へのゴーサインが出た」という。2000年2月、市販に向けて本格的な開発が始まった。

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《レスポンス編集部》

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