総点検の結果報告では、全体的に問題無しとされたが、うち4社は「一部不適切」だったとして改善が発覚した。
販売店からの不具合情報に正確さに欠けている面があったのが日産自動車と、日産ディーゼル工業。販売店からの不具合情報がメーカーに正確に伝わっていないことから、不具合発覚まで時間を要す可能性があった。
また、不具合情報の収集に関する規定に改善するばき点が見付かったのは日野自動車工業。お客様相談室に集まった不具合情報が、品質保証分野に正確に伝わっていない可能性があった。
そして情報の検討過程に関する規定に改善するべき点が見付かったのは日産ディーゼルと日野自動車、本田技研工業の3社で、不具合情報が見落とされてリコールに結び付かない可能性があった。
総合するとリコール業務の適正チェックでは、トラックの一部で改善するべき点が発覚した。