スバルは『サンバー』の制動装置に不具合があったとして、運輸大臣に対してリコールを届け出た。対象となるのは1999年1月20日から1999年10月4日までに生産した8633台。
対象のクルマでは、ブレーキパイプの取り回しに不適切なものがあるためパイプが車体に接触するものがあり、そのままの状態で使用を続けるとパイプ表面のメッキが剥がれ、最悪の場合、パイプが腐食するおそれがある。
不具合件数はゼロで、発見は生産工場からの情報による。通常、リコール届出に至る不具合は実際に1件程度の発見があってからだが、スバルはリコール隠し発覚で痛い目にあって以来、チェック体制は万全にした証なのか、最近は市場で問題が起こる前に届け出ている。