
BMW、燃料電池トラックの試験運用開始…水素で物流を脱炭素化へ
BMWグループは、欧州のH2Haulプロジェクトの一環として、ゼロエミッションの燃料電池トラック2台を導入し、試験運用を開始したと発表した。

レジャーや屋内、夜間工事まで シーンを選ばないアイシンの可搬型FC発電機…水素・燃料電池展 2025
アイシンが展示した可搬型FC発電機は、水素カートリッジを用い、出力2kWでキャンプや工事の電源に適している。空冷方式でコンパクト化され、2028年頃の市販を目指している。

B向けに強いホンダの第2世代 燃料電池モジュール、「本格的に使ってもらう技術として推していく」…水素・燃料電池展 2025
ホンダの第2世代FCユニットは、出力を78kWから150kWに倍増し、耐久性も向上。商用車向けの小型化やコスト削減を実現し、海外市場も視野に入れている。

大型の燃料電池車向け「大容量水素ブースター」、スギノマシンと川崎重工が共同開発
スギノマシンは、カーボンニュートラルの取り組みとして、主にバス・トラックなどの燃料電池大型商用車(FC HDV)向けの大規模水素ステーションに対応する大容量水素ブースターの供給を開始したと発表した。

堀場製作所、水素関連技術向け高速測定装置を発売…燃料電池の生産性を向上
堀場製作所は、PEM型燃料電池や水電解装置の生産性向上に貢献する新製品「XV-100」を2月19日に発売した。この製品は、CCM/MEA触媒塗布モニターとして、貴金属の塗布量を高速かつ高精度で測定する装置だ。

ホンダが描く水素社会ビジョンを可視化、Final Aimが生成AIで支援
Final Aimは、ホンダの水素事業開発部門向けに、生成AIを活用して事業ビジョンデザインを支援したと発表した。この成果は、2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「第23回 H2 FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展~」で初めて披露している。

米EVニコラ、経営破綻…米連邦破産法第11章を申請
米国のEVメーカーのニコラは、米連邦破産法第11章の適用を申請したと発表した。同社は水素燃料電池トラックの開発や水素ステーション網の構築に取り組んできたが、資金難に陥り、事業の売却を視野に入れた再建を目指す。

日立やJR東日本、純水素燃料電池システムを高輪ゲートウェイ駅に設置…自動走行モビリティ充電へ
日立製作所、JR東日本、日本建設工業、三菱HCキャピタルの4社は、東京のTAKANAWA GATEWAY CITYにおける水素利活用のファーストトライアルとして、再生可能エネルギー由来の水素を用いたオフサイト型水素サプライチェーンを構築し、3月27日から運用を開始すると発表した。

トヨタ第3世代燃料電池システムはどこが変わった? 乗用車、汎用、商用車向けの3種をラインナップ…水素・燃料電池展 2025
トヨタが第3世代燃料電池(FC)システムを発表し、「H2 & FC EXPO 水素・燃料電池展」で初公開した。耐久性2倍、燃費効率20%向上、製造コスト低減を実現。商用車への利用を意識し、大型トラック・バスへの搭載が期待される。

ホンダ、次世代燃料電池モジュールの仕様、スペックを世界初公開 2027年度量産へ
ホンダは、2月19日に東京ビッグサイトで開幕した「H2 & FC EXPO【春】~第23回 水素・燃料電池展~」に出展。2027年度に量産開始予定の「次世代燃料電池モジュール」、2026年に生産開始予定の「燃料電池定置電源」の仕様・スペックを世界初公開した。