GM、05年に日本で定置型燃料電池を事業化
ゼネラル・モーターズ(GM)は2003年から日本国内で、産業用の補助電源として定置型燃料電池の実証実験を開始すると発表した。05年には販売を開始する。GMは燃料電池事業の最終目標は自動車への搭載としており、まず定置型でインフラづくりに取り組む。
【いすゞ最後の再建計画】監視役もついてラストチャンスです
いすゞ自動車は、新3カ年計画で、GMから代表取締役副社長、メーンバンクのみずほ銀行から取締役副社長を迎える。GM出身者が代表権を持つのは初めてで、再建計画を確実に実行するための監視役となる。
【いすゞ最後の再建計画】GMと銀行団が強力支援
今回の再建計画では、財務体質の抜本的な改善も図る方針だ。まず、いすゞに出資しているGMの全株式を無償で消却、さらに第三者割当増資で100億円を出資する。増資後のGMのいすゞへの出資比率は12%に下がる。パワーとレイン事業の協業強化で、GMが500億円の資金注入を実施する。
【いすゞ最後の再建計画】北米再構築と人員削減
いすゞ自動車は、新しい中期計画新3カ年計画を策定して発表した。新計画では、北米SUV事業で抜本的な対応を行うとともに、今後の事業体制を見込んだ大幅な要員削減を行い、収益基盤の改善を図るのが目的。
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GM、さらなる格下げ---今度はスタンダード&プアーズが
企業格付けの大手、スタンダード&プアーズが、GMの企業格付けを「BBB」に格下げすることを明らかにした。GMは今年度史上最高レベルの売り上げを記録しているのだが、企業年金資金の不足などが明らかになり、債務超過の恐れがある、と判断されたためだ。またフィアットへの投資の失敗なども大きなマイナス要因となっている。
GMの次世代パワートレイン技術---7.5リットルV12とか、燃費20%向上とか
ゼネラルモーターズは、今後数年間にわたって導入予定のパワートレイン技術を公表した。GMでは、これら新技術導入で、今後世界市場で発売が予定されているGM車両の性能、燃費に関して大幅な改善を図るとしている。
フィアットのせいでGMの赤字幅が拡大へ---本体は好調
ゼネラルモーターズは、2002年7-9月期決算を発表した。売上高は前年同期比2.6%増の435億7800万ドル。しかし、最終損益は8億0400万ドルの赤字となり、前年同期の3億6800万ドルから赤字幅が2倍以上に広がった。
GM、フォードなどの格付けダウン---自動車はもう経済の牽引車ではない
大手投資企業、メリル・リンチは、フォード、GM、ダナ、デルファイなどの株式に対する格付けを、「買い」から「様子見」に格下げした。理由は自動車業界全体のファンダメンタルが不確定であるため、としている。
GMとフォードとのビッグな提携---トランスミッション共同開発、ゆくゆくは?
ライバル同士であるGMとフォードが、5年後をにらんだ大型FWDセダンと乗用車ベースのSUV用の、6速トランスミッションを共同開発する計画を打ち出した(10日)。より燃費効率のよいクルマを、少ない費用で開発するのが狙いだという。
