国土交通省は4月7日、2016年度(2016年4月~2017年3月)の自動車リコール届け出台数(速報値)を発表。リコール件数は前年度比4件減の364件、対象台数は同314万2236台減の1584万8401台で、昨年度に次ぐ過去2番目の多さとなった。
ゼネラルモーターズ・ジャパンは4月6日、オペル『ザフィーラ』の電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年11月7日~2006年4月5日に輸入された131台。
JAFは、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置(誤発進抑制制御機能)」を紹介したCG動画を4月6日にホームページに公開した。
UDトラックスは4月6日、大型トラック、ボルボ『FH』のブレーキペダルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2014年2月14日~2015年12月2日に輸入された397台。
フォードモーターカンパニーは4月6日、『エクスプローラー』のリヤサスペンショントーリンクに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2014年1月17日~5月30日に製造された717台。
SUBARU(スバル)は4月6日、『インプレッサスポーツ/G4』および『XV』が2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにて過去最高の得点を獲得し、2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞したと発表した。
三菱自動車は4月6日、『アウトランダー PHEV』などのドアラッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
日野自動車は、2月14日にリコール(回収・無償修理)を届け出た、『デュトロ』などのパーキングブレーキレバー不具合について、原因が判明したとして、対象車両を追加し、再度リコールを届け出た。
マツダは4月6日、『CX-5』の配光可変ヘッドランプ(ADB)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
日野自動車は4月5日、主力の大型トラック『プロフィア』と中型トラック『レンジャー』を全面改良して発表した。「最近はドライバー不足を含め、安全技術に対する要望が大分高まっている」と市橋保彦社長は話し、安全性を一段と向上させたそうだ。