コンチネンタル、学習効果で車両が自動駐車を行うシステムを開発

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コンチネンタルの自動駐車システム
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは6月30日、学習効果によって、車両が自動駐車を行うシステムを開発したと発表した。

この自動駐車システムは、駐車時のわずらわしさから、ドライバーを解放することができるソリューションとして開発されたもの。車両が、駐車手順を記憶。ユーザーはスマートフォンやキーのボタンを押すだけで、車両が以前に学習した駐車手順を実行する。

コンチネンタルの自動駐車システムでは、カメラやレーダーなどのセンサーを使用して、車両の周囲を検知。システムは、センサーのデータから周囲の正確な地図を作製し、この地図を記憶する。車両がこの地図のエリアにある場合、車両はその正確な位置を決定し、学習されたルートを自動運転できる。

コンチネンタルは、この自動駐車システムを2020年から生産する予定。次の段階として、完全自動運転の実用化を目指す。

コンチネンタルのシャーシ&セーフティ部門の先進技術担当、Alfred Eckert責任者は、「この自動駐車技術は、車両のセンサー技術を効率的に利用する方法の良い例」とコメントしている。

《森脇稔》

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