ドイツの高級車メーカー、BMWグループは6月26日、新型BMW『X3』に部分自動運転を含めた先進運転支援システム(ADAS)を採用すると発表した。新型X3に用意されるのが、「BMWパーソナルCoPilot」。最新世代のアクティブクルーズコントロール(ACC)は渋滞走行中を含めて、前車との間に一定の距離を保ちながら、自動で追従走行できる。また2017年12月からは、ステアリング&レーンコントロールアシスタントと、レーンチェンジアシスタントを設定。レーンキーピングアシスタントには、側面からの衝突を保護する機能が付く。さらに、オプションのドライビングアシスタント+セーフティパッケージには、アクティブステアリング機能を採用。逆走警告も可能にしている。BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「新世代のX3は、クラスの基準をかなり高くしたと確信している」と述べ、新型の完成度に自信を示している。