国土交通省は16日、社会実験を進めてきたスマートIC(ETC専用インターチェンジ)について、新たに全国13カ所で本格導入を開始すると発表した。いずれのスマートICも4月1日から本格導入へ移行する。
首都高速道路では、今まで3カ所のPA(平和島上り、八潮、大黒)に設置されていた「ETC利用履歴発行プリンター」を6カ所のPAに増設、合計で9カ所で利用できるようになったと発表した。
首都高速道では、3月15日から27日までの期間で、「5000台に当たるETCプレゼントキャンペーン」を実施している。5000名にETC車載器があたる。取付・セットアップ費用も含まれる。
中日本高速道路横浜支社によると、今年1月4日東名高速道路・清水IC-富士IC間で発生した交通事故による強制流出に伴い、乗継された一部の利用者に対して、乗継に伴う料金調整が反映されていなかったという。
NEXCO東日本(東日本高速道路)関東支社では、ETCによる東京湾アクアラインの利用促進を図るため、「東京湾アクアライン マイレージ割増キャンペーン」を3月31日まで実施している。
阪神高速道路は、2006年11月24日から実施していた「阪神高速二輪車ETC化キャンペーン」が、3月13日17:00に予定台数の3000台に達したために終了したと発表した。締め切り予定よりも2週間早い終了だった。
FiatのテレマティクスプラットホームBlue&Meは、モニタード・テレマティクスサービスをサポート。テレコムイタリアは、イタリアでサービスを開始し、続いてフランスとスペインで4月、5月にドイツおよびイギリスで6月に続く。
GMが推進して来たカーマルチメディアシステム、オンスターに思わぬ落とし穴が。来年1月、オンスターシステムのプロバイダーは完全デジタル化に移行する。そのため、特に2003年以前のモデルイヤーの車の中はそれに対応できずオンスターに接続できなくなる可能性が高い。
首都高速道路では、「ETCパーソナルカードキャンペーン」を3月13日−9月30日の期間で実施する。通常年会費が1200円掛かるところを、キャンペーン中にETCパーソナルカードを申し込むと、初年度は無料になる。
日産自動車は13日、同社の研究開発拠点であるテクニカルセンター(神奈川県厚木市)内で信号機協調ITSの実証実験を近く始めると発表した。信号見落としによる交差点での出合頭事故の防止や渋滞緩和などにつなげるITSの開発を目指す。