ETCパーソナルカードキャンペーンを首都高が実施

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首都高速道路では、「ETCパーソナルカードキャンペーン」を3月13日−9月30日の期間で実施する。

キャンペーンは首都圏1都6県:東京都、茨城県、群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県に住んでいるドライバーが対象で、通常年会費が1200円掛かるところを、キャンペーン中にETCパーソナルカードを申し込むと、初年度は無料になる(郵便為替による返金)。

「ETCパーソナルカード」とは、クレジットカード契約をしないドライバーにもETCを利用できるよう東日本高速道路、首都高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、阪神高速道路および本州四国連絡高速道路の6社が共同で発行するETCカード。

申込みは、本人名義の郵便局の通常貯金口座を持ち、あらかじめ最低でも4万円の保証金(デポジット)を預託することが主な条件となる。また、ETCパーソナルカードで利用できる金額は、デポジットの80%以内と決められている。

デポジットは利用状況に応じて決められる。決め方は、次の通り。

(1)利用見込月額(有料道路の月平均利用見込額)を5000円単位で切り上げた額×4倍と、(2)年間最高利用月額(年間で有料道路を最も多く利用する月の利用見込額)を2万円単位で切り上げた額とを比較して、高い方がデポジットの金額となる。

デポジットは前払い金ではなく、あくまでも保証金であり、そのため金額は利用状況に応じて増額される可能性がある。

通常のETCカードと同様に、時間帯割引など各種割引制度をETCパーソナルカードは受けられる。クレジットカードは作りたくないが、ETCは利用したいというドライバーにはETCパーソナルカードは便利なカードだ。

《編集部》

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