日産、厚木の開発拠点内でITS実験

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日産自動車は13日、同社の研究開発拠点であるテクニカルセンター(神奈川県厚木市)内で信号機協調ITS(高度道路交通システム)の実証実験を近く始めると発表した。信号見落としによる交差点での出合頭事故の防止や渋滞緩和などにつなげるITSの開発を目指す。

日産のテクニカルセンター内には東西2km、南北1kmの幹線道路があり、交差点や横断歩道もあるため、一般公道とほぼ同じ実験環境が得られる。

実験では一般道と同じ信号機や光ビーコン通信機を導入して路車間通信を行う。信号見落としなどへの警報システムや渋滞緩和のための制御システムなどを実証する。

日産は2006年10月から、神奈川県内の一般道で、交通事故低減と渋滞緩和を推進する「SKYプロジェクト」の実証実験を行っている。テクニカルセンターでの実験で得られる成果は、SKYプロジェクトなどITSの高度化に反映させる狙いだ。

《池原照雄》

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