フランスGP決勝はフェラーリのミハエル・シューマッハが優勝。今季8勝目を挙げ、残り6戦という早い段階でワールドチャンピオンに輝いた。シューマッハは、史上最速のタイミングでタイトルを決めるとともに、ファン・マヌエル・ファンジオの持つ5度のタイトル記録に並んだ。
パリからクルマでおよそ3時間のところに位置するマニクール。静かな田舎に建てられたサーキットは近代的な高速サーキット。ここでの一番人気はもちろんルノー&ミシュランのオールフランス・チームだ。特にミシュランは地元グランプリに例年力を入れている。
今週末開催のフランスGPでタイトルを決めそうなフェラーリのシューマッハ。タイトル決定を阻止する鍵を握っているのはラテン人コンビ、バリケロとモントーヤだ。ブラジルとコロンビアの南米コンビはトラックの外では非常に仲がいいという。
ジョーダン・ホンダの佐藤琢磨が実際にレースで着用したレーシング・スーツがeベイでオークションにかけられることが決まった。出品されるスーツは琢磨が初めてのF1デビュー戦に着用したもの。
財政難により今後のF1活動が困難に陥っているアロウズ。今週末開催のフランスGPへの参加すら危ぶまれているが、チームは「どうしても出場する」と主張する。
マクラーレンのテストドライバーを務めるアレクサンダー・ブルツが来季レギュラードライバーとしてコクピットに復帰することが濃厚となった。ブルツによると復帰先が3つに絞られており、近日中にも決定するとのこと。
イギリス、グッドウッドで開催された新旧レーシング・マシンの祭典『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』にホンダが4年連続で参加、歴史を彩る名マシン、バイクが姿を見せた。
5度目のタイトル獲得が決定的なシューマッハ(フェラーリ)。これで伝説のドライバー、ファンジオの記録に並ぶが、ファンジオと生前サイドbyサイドでバトルを演じたサー・スターリング・モスは、シューマッハがファンジオと並び称されることはないと語る。
それまで唯一のノーポイントチームという苦境に立たされていたBARホンダ。しかし先のイギリスGPではジャック・ビルヌーブが4位、オリビエ・パニスが5位とダブル入賞を果たし、念願のポイントを獲得したBARのチーム内の空気もかなりよくなったようだ。