モナコから2戦連続で両マシンともにリタイヤという結果に終わっていたトヨタ。ニュルブルクリンクはトヨタ・モータースポーツの本拠地に近いとあって、地元グランプリに期待がかかっていたが、結果は少々残念なものに終わった。
ヨーロッパGPオープニングラップでのチームメイト同士の接触という不運に再び見舞われたジョーダン・ホンダ。今回はフィジケラが琢磨に接触してしまったものの、両者の間にはわだかまりはないようだ。
ヨーロッパGP決勝ではルーベンス・バリケロを表彰台のてっぺんに立たせ、チームオーダーを封印したかに見えたフェラーリ。しかし実際はミハエル・シューマッハにバリケロをオーバーテイクしないように、とのオーダーが出されていたことが明らかになった。
F1グランプリヨーロッパGP決勝が23日に行われ、フェラーリのバリケロが今季初優勝を飾った。ピットストップ2回の利点である軽さを活かしオープニングラップでトップに立つと、そのままの順位を守りきり、自身2勝目を挙げた。
これまでのエキシビションからシリーズ戦となったセパン。まずNSX64号車(モービル1)がスタート直後の1コーナーでトップの座を守り、オープニングラップ2位のスープラ36号車(トクホン・トムス)と早々にトップ争いを展開、観客の歓声を浴びる。
1:Mobil1・NSX(松田次生/R.ファーマン)/2:トクホン・トムス・スープラ(土屋武士/W.ガードナー)/3:ZENTトムス・スープラ(黒澤琢弥/P.モンティン)/4:ザナヴィ・ニスモ・GT-R(本山 哲/M.クルム)/5:RAYBRIG・NSX(加藤寛規/光貞秀俊)/6:ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智)
21日、トヨタ『プリウス』が走行距離8000km、3週間にわたる「ミッドナイトサン・トゥ・レッドシー」(真夜中の太陽から紅海まで)ラリーを総合14位で完走、またひとつ“勲章”を増やした。ハイブリッドカーがFIA公認競技にエントリーし、完走したのは初めてだという。
1:バリケロ(フェラーリ)/2:M.シューマッハ(フェラーリ)/3:ライコネン(マクラーレン)/4:R. シューマッハ(ウィリアムス)/5:バトン(ルノー)/6:マッサ(ザウバー)
ルノーのジェンソン・バトンが、ヨーロッパGP入りする前に密かにジャガーの本部を訪れ、、ニキ・ラウダと交渉を行ったとイギリスのマスコミが報じた。
ドイツがベスト4入りをかけてアメリカと対戦する準々決勝は、ヨーロッパGPの開催と重なってしまうため、残念ながらシューマッハは前半戦を見ることができないことが決まっている。