すでに2003年からIRLへのエンジン供給を表明しているトヨタは、「CART参戦チームから要望があればCARTにもエンジンを供給する用意がある」としてきた。ところが、チームからの要望はいまだにない模様。チームがIRLとCARTを天秤にかけ、悩んでいる様子がうかがえる。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:クルサード(マクラーレン)/3:バリケロ(フェラーリ)/4:ライコネン(マクラーレン)/5:フィジケラ(ジョーダン・ホンダ)/6:トゥルーリ(ルノー)
2002年FIAクロスカントリラリー・ワールドカップ第4戦モロッコラリーは9日、マラケシュにゴール。2002年パリ〜ダカールラリー優勝の増岡浩(三菱パジェロ)は、久々の実戦だったが2位でフィニッシュ、03年“パリ〜ダカ”へ向けて好調なスタートを切った。
1:C. ダマータ(トヨタ/ローラ/2:C. フィッティパルディ(トヨタ/ローラ) /3:K. ブラック(トヨタ/ローラ)/14:中野信治(ホンダ/ローラ) /16:高木虎之介(トヨタ/レイナード)
2002年FedExチャンピオンシップシリーズ、CART第5戦は、ロードコースとなるカリフォルニア州モントレーのマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで開催され、9日に決勝レースが行なわれた。
カナダGPレース後半で激しいデッドヒートを繰り広げていたマクラーレンのデビッド・クルサードとフェラーリのルーベンス・バリケロ。60周目に周回遅れの佐藤琢磨をパスしようとしたときに、クルサードを追い抜きにかかったバリケロをクルサードがシケインをカットして押さえ込んだことに対し、レース後クルサードが謝罪した。
ジョーダン・ホンダのジャンカルロ・フィジケラがカナダGPで5位入賞を果たし、3戦連続でポイントを獲得した。予選でも今季最高の6番グリッドを獲得したフィジケラ、スタートではクラッチのトラブルで順位を落としたものの、5位フィニッシュと得意なカナダで素晴らしいパフォーマンスを見せた。
スタートはポールポジションのウィリアムズ、ファン・モントーヤが制し、先行するが、13周でエンジントラブルのため脱落。一度は2回ストップの3位ルーベンス・バリケロに前を譲るも、ピットストップ1回作戦が見事に的中したシューマッハはリードを守りきり、自身フェラーリでの40勝目を得意のカナダで飾った。
過去4勝と圧倒的な強さを誇る得意カナダでフェラーリ通算150勝目を決めたいミハエル・シューマッハ。しかしその記録に待ったをかけそうなのが、実の弟であるウィリアムズのラルフ・シューマッハだ。昨年のカナダで壮絶なる兄弟バトルを制し2勝目を挙げたラルフは昨年の再現を狙っている。
モントリオールでのカナダGP開幕前の水曜日、ミカ・サロとアラン・マクニッシュがケンブリッジにあるトヨタ・モーター・マニュファクチュアリング・カナダを訪問した。チームのメンバーらと訪れた両ドライバーは生産ラインなどの見学をおこなったほか、新型車両の試乗をテストトラックで行った。