初日のフリー走行でアラン・マクニッシュが2位タイムを出したトヨタ。下馬評ではトヨタのマシンに不向きと見られていたモナコでの予選では両マシンともにトップ10グリッドに入るなど健闘を見せたが、決勝では2台ともリタイヤという残念な結果に終わってしまった。
ポールを獲得したのはウィリアムズのフアン・モントーヤ。しかしスタート直後でデイビッド・クルサード(マクラーレン)がトップに立ち、序盤はモントーヤ、ミハエル・シューマッハ、ラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)の4人が激しい接近戦を繰り広げた。
「VQ」エンジンのデビュー戦となるザナヴィニスモ『GT-R』(本山哲/ミハエル・クルム)は、スタートドライバーのクルムがグリッド12位から激しい追い上げを展開、37周目に4位のポジションを手に入れた。
1:クルサード(マクラーレン)/2:M.シューマッハ(フェラーリ)/3:R.シューマッハ(ウィリアムズ)/4:トゥルーリ(ルノー)/5:フィジケラ(ジョーダン・ホンダ)/6:フレンツェン(アロウズ)
脇阪寿一/飯田章組はこのコンビ初の優勝、ドライバーズポイントで首位に。チーム部門では無限×童夢プロジェクトがトップになった。エンジンチューナー部門ではスープラの連勝でトヨタテクノクラフトがポイントトップになった。
26日、宮城県・スポーツランドSUGOにおいて2002年全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レースが行われた。午後2時過ぎにスタートを切った決勝レースは、オープニングラップから多重クラッシュで、フルコースコーション。
1位、エッソウルトラフロー・スープラのドライバー飯田章:前半はタイヤの持ちを考え、ペースを抑えて温存していた。セーフティカーを予想した作戦も当たるなど、ツキにも恵まれた。
今年も秋の鈴鹿にF1グランプリがやってくる。F1第17戦「フジテレビ 日本グランプリレース」は10月11日に開幕、13日に決勝が行われる。そんなF1日本グランプリの観戦チケットが明日25日から一般販売となる。
ホンダは24日、米国のインディ・レーシング・リーグ(IRL)に、2003年シーズンから参戦すると発表した。これにともない国内ではツインリンクもてぎでIRLシリーズ「インディ・ジャパン」(仮称)を同年から開催する。