予想以上の苦しい戦いとルノーの台頭で、コンストラクターズ3位の座も危ぶまれるマクラーレン・メルセデス。不調の根本は新型となったメルセデス・エンジンにあるとささやかれているが、テストに参加したジャン・アレジは違う意見を持っている。
4戦中3勝を挙げ、今季初めてニューマシンを2台投入したサンマリノでは1-2フィニッシュを決めるなど、今シーズンも抜群の強さを発揮しているチャンピオンチーム、フェラーリ。続くスペインでもさらなる栄光を加えるべく自信を深めている。
ジョーダン・ホンダのジャンカルロ・フィジケラがブリヂストンタイヤへの不安を明らかにした。ブリヂストンは今季すでに3勝とライバルであるミシュランに差を付け、充分に実力を発揮しているかに見えるが、フェラーリ以外のチームにとっては状況が異なるよう。
「次のレースに備えるべく多くの作業をこなしてきた。バルセロナはテストを通じてよく知ったサーキットだが、イモラでのパフォーマンスを再現するのはそう簡単じゃないと思う。もちろん昨年の表彰台を再び、なんて期待しているわけではないが、イモラのように週末を通していい仕事をすれば、チャンスはある」
24日、ベントレーは2002年ルマン24時間耐久レース(6月15−16日)に参戦する『EXPスピード8』のディティールを披露した。GTプロトタイプ部門(クローズドボディ)では唯一の参戦となる見込み。
ジョーダンがコスト削減のためのリストラ策として、全体の15%にあたる40名のスタッフを解雇することを発表した。これにより全体の人数は200名程度となり、「よりフレキシブルでオープンなスタイルの組織」への生まれ変わりを図るという。
ジャガー・レーシングにとって重要な存在だった、フォードのプレミア・オートモーティブ・グループ代表のウォルフガング・ライツレがフォードから離脱することが明らかとなり、ジャガーはさらに苦しい状況に追い込まれた。