パフォーマンスの低迷に悩むミナルディのアレックス・ユーンの運命が来週月曜日に決まることを、ポール・ストッダート代表が明らかにした。
「ドライバーを見捨てるわけではないんだ。ただアレックスにハンガリーGPで予選通過する自信があるかどうか確かめたいんだよ。もし自信がないなら2、3戦休ませて自信が回復するのを待ちたい。サッカーなんかと同じさ。スランプに落ちた時はリザーブとして休ませる。アレックスにもそうさせてあげたいんだ」とストッダート代表。
先のドイツGPで今シーズン3度目の予選落ちを喫したユーンはすっかり自信を喪失しているようで、自身のホームページでもテストドライバー降格を言い渡されるだろうと語っている。しかしユーンは母国マレーシアから強力なスポンサー陣を持ち込んでいるため、すぐに解雇されることはなさそう。ユーンの代役としては現在ミナルディで大活躍中のマーク・ウェーバーをF3000時代に負かしたイギリス人ドライバー、ジャスティン・ウィルソンの名前が有力視されている。
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