JR九州は4月21日、熊本地震の影響で運転を見合わせている区間のうち、鹿児島本線熊本~八代間の運転を13時に再開した。ただし一部の区間で徐行しており、本数を減らしての運転となっている。
駅や空港のユーザー動線上に、建機レンタル業者が開発したアイテムが並ぶ。双葉リースは、「体感温度-6度」というモイスチャーミストや、「暖かいベンチ」のコンタクトヒーティングを展示。建設現場のアイテムが駅・空港に飛び出した事例を示した。
2020東京五輪に向け、多言語対応をテーマにしたデバイスの参考出品が目立った「駅と空港の設備機器展」(幕張メッセ、4月20~22日)。持ち歩けるモバイルプリンタや、軽量樹脂を用いたサインなどにも、「4か国語表記」が売り文句で紹介されていた。
日本信号は、開発中の軽量型ホームドアや、ハンズフリー自動改札などを展示。JR九州筑肥線九大学研都市駅にこの軽量型ホームドアを取り付けたイメージの3DCG合成映像を流し、103系1500番台シミュレータとともに乗務員の視界を体感できるコーナーを設置した。
西日本鉄道(西鉄)は4月19日、訪日外国人観光客専用の切符として「Nishitetsu Welcome Ticket」などを発売すると発表した。
千葉・幕張メッセで4月20日、第1回「駅と空港の設備機器展」、第2回「国際ドローン展」などが始まった。会場には、駅・空港回りのホームドア、自動改札、爆発物検知などのトレンドや参考出品が集結。集中展示として「バス車両と運行システム展」も初登場。22日まで開催。
JR北海道は4月20日、留萌本線留萌(留萌市)~増毛(増毛町)間の運転を4月28日の初発から再開すると発表した。タクシー代行輸送は4月27日限りで終了する。
国土交通省や鉄道各社局などの発表によると、熊本地震の影響で運休中の鉄道路線は、4月20日18時の時点で500kmを割り、428.7km(営業距離ベース)となった。
人吉温泉(熊本県人吉市)~湯前(湯前町)間の湯前線を運営する第三セクター・くま川鉄道はこのほど、KT100・200形気動車のうち観光列車向けの改装が行われた2両の最終運行を、5月から6月にかけて実施すると発表した。
「車内にスマホなどの忘れ物が多くなる」という春。首都圏各路線の忘れ物を取り扱う窓口は、常に混雑。これを記す中年記者も週末、JR東日本の電車内でデジカメを落とし、2日後に手元に戻ってきたという始末だ。