スバルは11月10日、2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)の連結決算を発表した。売上収益は2兆3856億円で前年同期比5.3%増。米追加関税や原材料高で営業利益は53.8%減の1027億円、最終利益は44.5%減の904億円に落ち込んだ。
10日の日経平均株価は前週末比635円39銭高の5万911円76銭と大幅反発。米国株高を受け、海外投資家の株価指数先物に対する買いが優勢。前週末に大幅下落したとあって、好業績銘柄を中心に自律反発狙いの買いが入った。
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本田技研工業(ホンダ)は11月7日、2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月)の連結決算を発表した。営業益利益は41%減。EV市場減速で四輪が苦戦し、通期見通しを下方修正した。二輪は過去最高の成績だった。
ヤマハ発動機は、2025年12月期第3四半期(1~9月累計)の連結業績を11月5日に発表した。設楽元文代表取締役社長は「2025年第3四半期の業績は、上期からのトレンドを維持し、売上収益は前年並み、営業利益は減益となった」とコメント。
マツダは11月7日、2026年3月期第2四半期(2025年4~9月)の連結決算を発表した。大幅な営業赤字に転落、欧州・中国の落ち込みと為替・関税負担が重しとなった。
7日の日経平均株価は前日比607円31銭安の5万276円37銭と大幅反落。米国株安を受け、幅広い銘柄に売りが先行。リスク回避的な動きが広がり、一時、5万円大台を割り込む場面もみられた。
ダイハツは「ジャパンモビリティショー2025」に『ミゼットX』を出展した。暮らしに寄り添った目線でつくり、その後の人々の暮らしを変えた「初代ミゼット」の発明精神を未来へ受け継ぐコンパクトEVとして開発。気軽に「みんなの身近な移動」を再発明したとしている。
日産自動車は11月6日、2025年度上半期(4~9月)の連結決算を発表した。営業損失は277億円となり、下半期以降に新型車需要の回復を見込む。通期では、関税の影響を除けば営業利益が損益均衡となる見通しだ。
スズキは、2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結決算を、2025年11月6日に発表した。売上収益は前年同期並みに留まるいっぽうで、為替影響や原材料価格の上昇などにより営業利益が5期ぶりに減益となった。