2002年は新世代ステーションワゴンが相次いで登場し同市場ではシェア争いが活発化しそうな雲行きになっている。トヨタは1月25日に『マークIIクオリス』の後継モデルである『マークIIブリット』を発売すると予想される。次いで5月にはミディアムクラスの『カルディナ』をフルモデルチェンジするという。
トヨタ自動車販売USAでは、2002年2月からカリフォルニア州内での『RAV4』電気自動車バージョンを発売する、と発表した。『RAV4-EV』は言うまでもなく無公害車両。トヨタが RAV4-EVをアメリカに投入したのは1997年だが、これまでは商用リースとしてのみ供給して来た。現在では全米でおよそ900台が稼動している。
ダイハツ工業は、小型乗用車『YRV』を一部改良して、27日から発売した。今回の改良では、女性ユーザーをターゲットにした装備充実の「パルコ」を新設定したほか、若年男性ユーザーをターゲットに、スポーティな内外装の「ターボR」も新設定した。
ダイハツ工業は、軽乗用車『ムーヴ』に「RSパルコ」を設定、27日から発売した。カロッツェリアの2DIN・CD/MD・AM/FMステレオやリヤ吊り下げ式スピーカーなどを標準装備、2WD車は3ツ星の超-低排出ガス車認定を取得した。価格は2WDが125万5000円、4WDが136万3000円。
ホンダはミニバンタイプの新型軽自動車を2月1日にも発表する模様。昨秋開催の第35回東京モーターショーに『WIC』(ウイック)のコード名で参考出品していたプロトタイプの量産モデルでエクステリアデザインはほぼショーモデルのまま市販されそうだ。
ベントレーモーターズは、ベントレー『ステートリムジン』を発表した(既報)。このステートリムジンは来年、エリザベス英女王の即位50周年を祝って献上する予定で、国家行事に使用される最初のベントレーとなる。