ベントレーは、来年在位50年を迎えるイギリス女王へのプレゼントとして準備した、特製ロイヤルリムジンの公式写真を公開した。王室とベントレーとのコンタクトは、今回が初めて。今まで女王は、デイムラーかロールスロイスで、国の行事へ赴いていた。
『プレミオ/アリオン』のセールスポイントの1つが、これまでのセダンにはなかった多彩なシートアレンジである。通常状態では普通のセダンと変わらなく見える室内だが、ワゴンのようなリアシートによって、様々な使い方ができるようになっている。
『モビリオ』は、東京モーターショーで展示されていた『SUU』とほとんど同一である。異なっているのは、フロントドアとリアゲートのウインドウ回りの黒い部分のツヤのあるなしと、ホイールのみ。
『モビリオ』のスタイリングは「大きなグラスエリアですっきりしたキャビンと、プロテクティブでしっかりとした下回り」を積み上げたもので、ヨーロッパの路面電車『ユーロトラム』をモチーフにしているのだそうだ。
今回のマイナーチェンジではフロント、リヤなど外観の一部に新デザインを採用した。またインストゥルメントパネルを、カーナビ画面を中心とした左右対称の形状とするなどインテリアも一新した。そして両側のスライドドアにはリモコンで操作するオートスライド機構を採用した。
三菱自動車は10月上旬にダイムラー・クライスラーとの共同開発による『Zカー』を発売する。Zカーは2ボックス5ドアHBのショートワゴン。先に開催した第35回東京モーターショーに『CZ2』(シーゼットツー)のコード名で参考出品したプロトタイプの量産バージョンだ。
『コロナ』と『カリーナ』はもともと兄弟車だったものの、カリーナは「足のいいヤツ」として差別化されてきた。『アリオン』はいちおうカリーナ後継車だが、エンジニアリング的にはコロナ後継の『プレミオ』と双子車になってしまった。
いちおう『コロナ』の後継車である『プレミオ』。その車名は先代、つまり最後のコロナのサブネームとして登場、今回、正式な車名となった。伝統のコロナの車名が消えた。「クルマとして全部変わったから名前も変えました」と堀重之チーフエンジニア。