KINO』は『リバティ』と『セレナ』の中間くらいに位置するコンパクトミニバンのコンセプトカー。デザインはミュンヘンにあるNDE(日産デザインヨーロッパ)、モデル製作はイタリアのカロッツェリア、ストーラが担当した。
デトロイトショーで発表された『コンセプトZ』を量産に向けて進化させたモデルである。『スカイライン』で採用された「FMパッケージ」を取り入れ、全体のフォルムよりもディテールに「Zらしさ」を感じさせるデザインになっている。
日産は今回の東京ショーで提案する新世代情報通信システム『2003i』をさらに進化させたコンセプトカー『ideo』を出展する。2003iで実現するエージェントがパッシブなものであるのに対して、もっとアクティブに情報を扱えるようにするものだという。
直列4気筒シリーズが一新されると同時に、『アテンザ』の欧州市場向けモデルに搭載予定のコモンレール式2リットルディーゼルエンジン「DIREC-D」も発表された。
『S・U・U』はフィットで採用された「グローバル・スモール・プラットフォーム」の第2弾として市販が予定されているモデル。車名は「smart urban useful」の頭文字から取っている。フィットに比べホイールベースを約200mm延長して、3列シートのレイアウトを実現している。
ホンダは東京モーターショーに『NSX』のタイプR仕様、『NSX-R』を出展する。コンセプトは「進化と深化」。タイプRの原点であるNSXを極限まで軽量化して、ハンドリングと動力性能を向上させている。