『フェアレディZ』には、ヨーロッパ向けの日産車に多く用いられている「ウインググリル」と呼ばれるモチーフは採用していない。これは『フェアレディZ』が主に北米市場向けということもあるが、「ウインググリル」だけが日産のアイデンティティではないということだそうだ。
スペースユーティリティと走行性能を両立するためにはワゴンボディが最適、というスバルの主張を形にした『WX-01』。『ランカスター6』の水平対向6気筒3リットルエンジンを搭載し、従来のVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を発展させた駆動力四輪独立制御を行う。
従来の『ミラージュ』クラスの後継車としてのコンセプトカーとなる『CZ-2』。エンジンは、非GDIの1.3リットル4気筒とされ、CVTが組み合わされる。
『ist』はヴィッツ・ファミリーの一員となるコンパクトサイズのステーションワゴン。単なるコンセプトカーではなく、1〜2年後の市販をにらんだセミ・プロダクトモデルだ。1.3リットルエンジンを搭載し、5人乗り5ドアハッチバックボディを持つ、新ジャンルのコンパクトカーをめざす。
マツダのエンジンが一新される。1年間のニューモデル発表休止を経て、今後のマツダ車に搭載される新世代エンジンが、すべてのレンジで揃えられた。まずは直列4気筒「New I-4」シリーズ。I4とは、直列4気筒を示す英語、Inline 4から名づけられたもの。
「街の視線を集めるアーバン・スタイリッシュ・コンパクト」というのがうたい文句。『CZ2』は全長3830mm、全幅1695mm、全高1475mmの4シーター・4ドアハッチバックだ。エンジンは1.3リットル直4。コンパクトカーとしてのクオリティにこだわった近未来コンセプトカーだという。
車名の『SUP』はスポーツ・ユーティリティ・パックの頭文字。「パック」はバックパックの「パック」だ。日常ではハイテクを使いこなし、休日は自然の中で遊ぶ、そんなときに使われるクルマだ。ターゲットは「Yジェネレーション」と呼ばれる若い世代。