SUPに搭載されるハイブリッドシステムは、自動車電装の次世代標準とも言われる42V電装を採用し、フロント:GDIエンジン+スターターオルタネーター、リア:モータージェネレーターという構成。
『アテンザ』はミディアムクラスに導入されるが、開発本部長のフィル・マーテンスは『カペラ』後継ではないという。これはたんなるイメージ一新だけではない。バブル期のモデルチェンジでカペラの車名は発展的解消を試みたが、結局復活したいきさつがある。
1年以上の沈黙を破り、マツダが投入する5人乗りミッドサイズカーが『アテンザ』だ。東京ショーでは参考出品だが02年の市販化を予定、欧州名はマツダ『6』になる。エンジンは新開発2.3リットル直4、トランスミッションは4AT。
『ロードスター』をベースとし、マツダスピードの技術でチューニングしたコンセプカー、『ロードスターMPS』。エンジンはロードスターの「BP」エンジンをボアアップ、2リットルとされた。そのほか、4連スロットルやハイカムなど、メカチューンを中心に手を入れられたエンジンは、最高出力200ps/7000rpm、最大トルク20kg/6000rpmを絞り出す。
『アテンザ』は、『カペラ』に代わってマツダの2リットルクラスを担うことになるセダン。ニューモデル発表を1年休んだだけあって、シャシーからエンジンまですべて一新され、充分熟成されて登場する。
各社からハイブリッドシステムが提案されるなか、マツダのハイブリッドは『MXスポーツツアラー』に搭載された。こちらはハイブリッド4WDシステムだ。
『RX-Evolve』として期待を集めたロータリーセダンが、いよいよ市販バージョンそのままの形で登場することになった。エンジンは2ローターNA「RENESIS」を搭載する。ノンターボながら250ps/8500rpmを発生する。これは、3系統のインダクションシステムや、サイド吸気・サイド排気により実現した。