ホンダ『エレメント』のコンセプトに関しては、21インチのホイールを着用、カスタムボディパーツを多用し、160HPの2.4リットルVTECエンジンを200HPにチューンして搭載。今後のエレメントのモデルチェンジの方向性を示すものとなった。
トヨタの幹部に「うちのクルマと激戦区でぶつかる」と警戒されたのが日産『Cノート』コンセプト。日産の商品企画本部・商品戦略室先行商品企画グループの山口正芳氏によると、来年には市販されるらしい。
今回のショー全体の中でも最も注目度が高かったのは、GMの1955年型ビュイック『ロードマスター』。1972年以降、「トゥナイト・ショー」というテレビ番組のホストを勤めるジェイ・レノが所有している。
“小さなモーターショー”として毎回人気のトミカ・スタンド(トミー)。今回もモーターショー特別仕様トミカや、歴代トミカの展示によって多くの人を集めていたが、期間中の10月30日に発売された『マグナム・ガーディアン』が展示されていなかったのちょっとがっかりだった。
シボレーブランドでは、すべての出品車が「エクストリーム」というタイトルのバーションだった。新型の『アベオ』コンパクトから『マリブ』セダン、『コロラド』ピックアップ、『エキノックス』小型SUVまで、すべてがスペシャルなエクストリーム・バージョン。
三菱自動車が出品した『SE・RO』(セロ)と『i』(アイ)、2台のコンセプトカー。iの車体は小型車枠だが、いずれも軽自動車向けに開発中のミッドシップエンジン/後輪駆動「MRプラットフォーム」を用いている。
ついに、GMも動かざるを得なかった……。最近、アメリカの映画やTVの画面で、そしてLA、ニューヨークの街中で、巨大クロームホイールと超低扁のタイヤを履いたキャデラック『エスカレード』や、リンカーン『ナビゲーター』などの姿がやたら目に付く。
クライスラー「スピードショップ」の販売ディスプレーはある程度の規格化が可能。しかし、チューニング設備となると、各ディーラーで現状の機材設備状況が違うため、「1社ずつ、細かく個別に対応」するという。希望があれば、エンジンダイナモも設置するという本格的な構想だ。
アストンマーチンは本国でも発表されたばかりで販売も始まっていない『DB9』を幕張に展示した。その横には『V12バンキッシュ』も置かれている。この2台、スペックで見ると大差ない。新しい分、DB9の方が上回る数字もある。
「スピードショップ」対応製品を企画開発するのは、クライスラー社内のPVO(パフォーマンス・ビークル・オペレーション)部門。