日本ではアメリカンブランドというイメージが強いが、実はヨーロッパではかなりの存在感があるフォード。ヨーロッパフォードの出展を中心に、アメリカンスポーツの代名詞となる『GT』も目立っていた。
あの名車の復活だ。発売当時「世界でもっとも美しいクーペ」と言われた『6シリーズ』クーペが1989年に生産を終了して以来、途絶えていたネーミングを再び冠したラグジュアリークーペだ。
VWグループでもっともエモーショナルなスタイルを持つブランドがセアト。日本ではほとんど知られていないが、ヨーロッパでは確実に品質を向上させてきて急速に評価を高めつつあるブランドだ。そのセアトがコンセプトモデルとして発表したのが『アルテア』。
メルセデスベンツの圧倒的な出展と比べると、大物の発表がなかったこともあり迫力不足は否めない。現地での人気もあまりパッとしなかった。見どころは『6シリーズ』クーペ、『X3』 SAVなど。
ピカピカのアクリルで囲われた『8Cコンペティツォーネ』ブースの横には、グレー系のカラーリングで統一された『GT』や、フェイスリフトなった『156』『166』が並ぶ。そしてコンパニオンが華を添えるのもまたイタリアンブランドならではだ。
ジャガーのコンセプトカー『R-D6』。一見したところマツダ『RX-8』に似ている。4シータースポーツクーペという成り立ちはもちろん、観音開きのドアといい、切れあがったリアオーバーハングといい、見て取れる共通項は多い。
『9X』、『9-3X』と続くサーブのハッチバックコンセプトが『9-3スポーツハッチ』だ。これでハッチバックのマーケットに挑戦するというサーブの宣言でもある。
しるし、記章といった意味の『インシグニア』という言葉をもつオペルのデザインコンセプト。ビジネスからファミリーユースまで幅広く使えるとしながらも、ドライバーのためのクルマと謳う。
国土交通省は10月24日、東京モーターショー会場で「第4回自動車安全シンポジウム」を開く。同シンポジウムは、国交省が自動車の安全行政への理解を深めてもらおうと開催しているもの。
クライスラー『300C』は、先に発表されたセダンバージョンに続いて、今回はワゴンバージョンが公開となった。ヨーロッパのショーにあってもアメリカ車らしい強い存在感で目立っていたのが印象的。