オートギャラリー事務局では8日から10日までの3日間、臨海副都心にある東京ビッグサイトで『オートギャラリー東京2003』を開催する。ドレスアップカーの展示だけではなく、ステージでのショーも盛りだくさんというイベントだ。
あちこちのイベントで見かけるようになったため「そろそろ珍しくなくなったかな」と思わせるホンダのアシモ。今回のオートギャラリーでもホンダブースで行われるショーの司会進行役として活躍しているが、その人気はまだ衰えていなかった。
名前の通り“スクエアなスタイル”が特長の日産『キューブ』だが、街を走るものはほとんどがノーマルスタイル。「スタイルがよく似たトヨタ『bB』はエアロパーツを装着したクルマが多いのに、どうしてキューブは…」とも思う。
オートギャラリー事務局では8日から10日までの3日間、臨海副都心にある東京ビッグサイトで『オートギャラリー東京2003』を開催する。ドレスアップカーの展示だけではなく、ステージでのショーも盛りだくさんというイベントだ。
ブースに並べるクルマを全て同一車種に統一していたのがトヨタブース。モデリスタを始め、GIALLA、WALD、DAMD、スーパーエアロカスタマイズメーカーがドレスアップした『エスティマ』を8台展示していた。
今回オートギャラリーにスバルはメーカーとしての出展を行っていなかったが、その代わりにスバル車のチューニングやカスタマイズを手掛けるショップを一堂に集め、全体で大きなブースに見えるように構成していた。
オートギャラリーには様々な趣向のカスタマイズカーが出品されている。その中には来場者に「なんだよこれは!?」と言われてしまうような、ウケ狙いというか、洒落っ気たっぷというか、そういうクルマも少なからず存在する。
ドレスアップカーがメインというイベントの性格からか、あまり注目を集めていないようなのだが、オートギャラリー会場のちょうど中央あたりにランボルギーニやフェラーリなど、スーパーカーを集めたブースがある。
東京モーターショーにおいて「叫べデザイン! 吼えろニッポン!」というシンポジウムが開催される。元気のない日本に活力を取り戻すため、デザイナーがエネルギーを発信しようとの主旨だ。幕張メッセに出展されたコンセプトカーを題材に、各自動車メーカーのデザイン部門責任者が各社のデザインの姿勢を討論する。
オートギャラリーにはショップだけではなく、自動車メーカー系のカスタム用品販売会社も出展している。「ROAR」のブランド名で出展している三菱自用品販売もそのひとつだ。どこかおとなしい印象のある三菱車をアグレッシブなイメージにしてしまう。