トヨタの若者向けブランド、サイオンは、04年から発売開始予定の3台目のモデル、『tC』のプレミアデビューをデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で行う。
既存の『xA』、『xB』の両モデルが日本の『bB』などをデザインし直したものであるのに対し、tCは最初から北米市場をターゲットに開発されたクルマ。トヨタが考える「若者向け」とはどんなクルマなのか、tCがその答えとなる。
また、これまで半年間はアメリカ西部を中心にマーケティングを進めて来たサイオンも、いよいよ全米での販売に踏み切る。その意味で、ロサンゼルスではなくデトロイトをデビューの場に選んだサイオンの戦略が見えてくる。
年間10万台の販売を目指すサイオン、今後の発展はいかに?