アストンマーチンは本国でも発表されたばかりで販売も始まっていない『DB9』を幕張に展示した。その横には『V12バンキッシュ』も置かれている。この2台、スペックで見ると大差ない。新しい分、DB9の方が上回る数字もある。
ショー会場にはDB9のカットモデルも展示され、こちらを見るとカーボンファイバーを多用したバンキッシュに対し、DB9はアルミフレームをもち、2台が全く別のクルマだとわかる。説明担当者によると、実際の走りはバンキッシュのほうが高性能だという。
フェラーリの『575Mマラネロ』がバンキッシュで、『360モデナ』がDB9といった関係か。ただしモデナは3.6リットルV8、DB9は6.0リットルV12を搭載する。
来年発売予定のDB9の価格は未定だが、1800万〜1900万円になるという。マラネロ：2510万円、バンキッシュ：2360万円、DB9：中をとって1850万円、モデナ：1675万円、と並ぶ。どうする?
