10月2日から19日まで、フランス・パリ市でLe Mondial De L' Automobile 2008、通称:パリモーターショーが開催された。世界的に景気のいい話が聞かれない中、あるいはそれだからこそ、展示会場は多いに盛り上がった。
パリは燃えているか。燃えていたぞ。新世代の車を提案、あるいは新世代の車のあり方を求めて、メーカー各社はLe Mondial De L' Automobile 2008、通称:パリモーターショーに展開した(10月2日から19日)。
花の都、パリ。ポルトドベルサイユ展示場で開催されたLe Mondial De L' Automobile 2008、通称:パリモーターショー(10月2日から19日)は百花繚乱のにぎわいを見せた。地元フランスメーカーだけでなく、世界中のメーカーがパリから発信した。
BMWは10月18日、11月19日に開幕するロサンゼルスモーターショーで『MINI』の電気自動車『MINI E』を発表することを明らかにした。2008年末に500台が限定生産され、2009年初頭に米国の一般顧客と企業にリース販売される。
スズキは、パリモーターショーに新しいコンセプトのAセグメント車新型『アルト』(ALTO)を出展した。
パリモーターショー開催にあたって米ゼネラルモーターズは、パリの中心部に位置する「ル・パヴィヨン・ドーフィヌ」でプレミアイベントをおこない、新型シボレー『クルーズ』を初公開した。
シトロエンはパリモーターショーに新型『C3ピカソ』を出展した。C3ピカソは『C3』をベースに開発した小型MPV。「ピカソ」シリーズとしては、99年の『クサラピカソ』、2006年の『C4ピカソ』に続く3作目となる。
トヨタ自動車はパリモーターショーで新型で3代目の『アベンシス』を発表した。欧州ではトヨタのフラッグシップに位置づけられるセダン&ステーションワゴンだ。
三菱自動車は、日本自動車工業会の会員乗用車メーカー8社が参加する合同イベント「TOKYO MOTOR WEEK 2008」に、年内に発売を予定している『ギャランフォルティス・スポーツバック』を参考出品すると発表した。
日本自動車工業会は16日、11月の第1週と第2週の週末に東京や横浜市で初開催する「東京モーターウィーク2008」の展示車両などイベントの詳細を発表した。