日産、PRIDE指標で9年連続「ゴールド」受賞…自動車業界初の快挙から継続

日産自動車グローバル本社
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日産自動車は11月19日、任意団体「work with Pride」が策定したLGBTQ+などの性的マイノリティに対する企業の取り組みへの評価指標「PRIDE指標2025」において、最高ランクの「ゴールド」を受賞したと発表した。

2017年に自動車業界において初めて最高位「ゴールド」を獲得して以降、9年連続の受賞となる。

日産は社内の取り組みとして、全従業員向けにLGBTQ+のeラーニングやセミナー等の社内啓発活動を定期的に実施している。2019年8月1日からは同性婚と事実婚に対して、結婚事由により取得可能な休暇制度の適用と結婚祝金の支給を開始した。

更に2024年4月より、同性婚や事実婚を法律上の婚姻と同等に扱うよう人事制度の範囲を拡大している。また、当事者やアライ(支援者)の従業員が中心となる従業員リソースグループの活動を社内の公式活動として支援していくなど、取り組みをより強化している。

社外の取り組みとしては、アジア最大級の性的マイノリティのためのイベント「東京レインボープライド」に協賛企業として2019年から参画し、2025年には従業員約100名がパレードに参加した。また2024年11月には「Business for Marriage Equality」を通じて婚姻平等への賛同を表明するなど、社会的な発信と連携も積極的に行っている。

日産は今後も、従業員一人ひとりが自分らしく、活き活きと働けるインクルーシブな職場づくりを推進する。

《森脇稔》

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