『IBZコンセプト』は2010年中盤に発売予定の『イビーサ』(Ibiza)のステーションワゴンを示唆したコンセプトカーだ。
フィアットは『グランデプント』の進化型、『プントEVO』を発表した。グランデプントの成功を繰り返すことはもちろん、技術、安全、走る喜び、スタイル、そして環境で、新たなペースメーカーになることが期待されている。
オペルは新型『アストラ』をデビューさせた。競争力の高い価格設定とCO2削減などの環境性能がアピールポイントとなっている。
ポルシェは世界限定250台で販売される特別限定車『911スポーツクラシック』を出展。最新911をベースにしながら、1963年に誕生した初代911のイメージを投影させた、大人のノスタルジーをくすぐるモデルである。
ボルボは欧州仕様の『C30』のマイナーチェンジモデルをフランクフルトで世界初公開した。デビューから3年を経たマイナーチェンジは、フロントマスクを大胆に一新したのがポイントだ。
ロータスは『エヴォーラ』のFIA耐久レース仕様「タイプ124」を展示した。
フォルクスワーゲン『L1コンセプト』は、効率的なディーゼルハイブリッドを搭載。エアロダイナミクスと軽量化に徹底的に取り組んだ結果、欧州複合モード燃費72.46km/リットル、CO2排出量36g/kmという、EVや燃料電池車を除いて、世界トップの環境性能を実現する。
BMW『X1』は、『X3』や『X5』など、BMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)シリーズの入門車に位置づけられるモデルだ。デザインはスポーティさやエレガンスさ、多様性を重視。ひと目でBMWとわかるルックスと、プレミアムコンパクトSUVにふさわしい高級感を表現する。
ルノーは今回のフランクフルトショーで4台の新EVコンセプトを出品した。『トゥイジーZ.E.コンセプト』は、サイドドアのないデザインが特徴の2名乗り超小型EVシティコミューターだ。
『458イタリア』は、『F430』の後継に当たるフェラーリ伝統のV8ベルリネッタ。新開発のV8は4499ccの排気量から、最大出力 570ps/9000rpm、最大トルク55.1kgm/6000rpmを発生する。