ボルボは欧州仕様の『C30』のマイナーチェンジモデルをフランクフルトで世界初公開した。デビューから3年を経たマイナーチェンジは、フロントマスクを大胆に一新したのがポイントだ。
ロータスは『エヴォーラ』のFIA耐久レース仕様「タイプ124」を展示した。
フォルクスワーゲン『L1コンセプト』は、効率的なディーゼルハイブリッドを搭載。エアロダイナミクスと軽量化に徹底的に取り組んだ結果、欧州複合モード燃費72.46km/リットル、CO2排出量36g/kmという、EVや燃料電池車を除いて、世界トップの環境性能を実現する。
BMW『X1』は、『X3』や『X5』など、BMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)シリーズの入門車に位置づけられるモデルだ。デザインはスポーティさやエレガンスさ、多様性を重視。ひと目でBMWとわかるルックスと、プレミアムコンパクトSUVにふさわしい高級感を表現する。
ルノーは今回のフランクフルトショーで4台の新EVコンセプトを出品した。『トゥイジーZ.E.コンセプト』は、サイドドアのないデザインが特徴の2名乗り超小型EVシティコミューターだ。
『458イタリア』は、『F430』の後継に当たるフェラーリ伝統のV8ベルリネッタ。新開発のV8は4499ccの排気量から、最大出力 570ps/9000rpm、最大トルク55.1kgm/6000rpmを発生する。
セアトは『レオン』のスポーツグレード「クプラ」に最強の「R」モデルを設定、初公開した。265psのターボエンジンを搭載し、セアトの歴史において、最もパワフルなモデルとなる。
『LF-Chコンセプト』は、主に欧州プレミアムコンパクトセグメントをターゲットに開発された、レクサス初の5ドアハッチバック車。パワートレインはフルハイブリッドを搭載する。
アウディ『eトロン』は『R8』をベースにしたEVで、前後に4つ搭載するモーターは、最大459kgmという圧倒的な出力を誇る。
ベントレーの新たなるフラッグシップとして登場した『ミュルザンヌ』。車名はルマンレースの行われるフランス・サルトサーキットのコーナー名に由来。そのデザインはベントレー創世期の1930年に登場した名車『8リッター』がモチーフとなっている。