10月21日、千葉県の幕張メッセで「第41回 東京モーターショー」が開幕した。国内メーカーを中心に103社のメーカーが参加している。“楽しむ”を前面に押し出したショーテーマの通り、今までにない試乗会の開催など楽しめるモーターショーとなっている。
スバル『ハイブリッドツアラーコンセプト』は、定評ある水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの基本骨格はそのままに、ハイブリッドシステムを融合させた、全長4630mm・全幅1890mm・全高1420mmの「将来のグランドツーリングカー」だ。
『i-MiEVカーゴ』は、『i-MiEV』をベースに、高い環境性能、優れた経済性など電気自動車ならではの特長を活かし、法人や個人事業主向けなど、使用用途を広げるための広大なフリースペースを車体後部に設定したコンセプトモデル。
『ランドグライダー』は、今までにないジャンルのパーソナルモビリティ、タンデム2シーター。
ホンダ『SKYDECK(スカイデッキ)』は、全高1500mm、全幅1750mmと、現行『オデッセイ』より一回りコンパクトなボディながら、「マルチパーパス6シーター」というサブネームどおり、室内は6人が窮屈な思いをせずに着座できるスペースを持つのが売りだ。
マツダ『清』は、1.3リットルの直噴ガソリンエンジンSKY-Gに、6速オートマチックトランスミッションSKY-DRIVEを搭載する。さらに「i-stop」機能とエネルギー回生システムも搭載する、「明日の技術」が満載のコンセプトカーだ。
『FT-EV II』コンセプトは、EVが普及する未来のモビリティ社会を想定した、都市生活において使い勝手の良いパッケージを特徴とする近距離移動用の小型モビリティである。
シトロエン『Cクロッサー』は、三菱『アウトランダー』のOEMモデル。三菱とPSAプジョー・シトロエンは商品供給契約を結んでおり、この他プジョーモデルとして『4007』をOEM供給している。
『アクティブハイブリッドX6』は、BMW初となるフルハイブリッドモデル。直噴ガソリン4.4リットルV8ツインターボに2つのモーターを組み合わせ、量産ハイブリッド車としては最強の最大出力480ps、最大トルク79.5kgmを発生する。
レクサス『LS』のマイナーチェンジモデルは、フランクフルトショーで世界初公開、日本では16日に正式発表が行われた。内外装のデザインを中心にリファインを行い、いっそうの高級感を訴求。ハイブリッド搭載車の外観の差別化が図られたことも特徴だ。