『レヴォルテ』は、シトロエンの名車として有名な『2CV』(1948 - 90年)のモチーフを取り入れながら、未来の小型高級車を提案したコンセプトカー。大きく張り出したホイールアーチ、ルーフからつながる彫りの深いサイドラインなどに、その特徴が見て取れる。
ランボルギーニ『レヴェントンロードスター』は、2007年に限定20台で販売された「レヴェントン」のオープンモデル。戦闘機をイメージしたデザインの複合カーボンファイバー製ボディは、他には無い強烈なインパクトを見る者に与える。
『ixメトロ』は、韓国のヒュンダイグローバルデザインセンターが手がけた、5作目のコンセプトカー。発進時のみエンジンをアシストするスターターモーターを備えた、いわゆるマイルドハイブリッドカーだ。
メルセデスベンツの新型『SLS AMG』は、名車とされる1954年の『300SL』を現代の最新技術で蘇らせたスポーツカー。特徴的なガルウィングドアは300SLから継承された。0-100km/hは加速3.8秒、最高速317km/hと走行性能も一級品だ。
今回のモーターショーのハイライトのひとつが、ワールドプレミア、メルセデスベンツ『SLS AMG』なのはまちがいなさそう。独創的なデザイン、計量構造、優れたハンドリングに安全性。新型ガルウィングは0-100km/h加速が3.8秒、最高速は317km/h、そして燃費が7.6km/リットル。
BMWグループのMINIは15日、『MINIロードスターコンセプト』を初公開した。現行MINI初の2シーターオープンで、4シーターの『MINIコンバーチブル』よりも、スポーティなキャラクターを鮮明にしている。
アウディ『R8スパイダー』は、「R8」のオープンバージョン。トップは流行のメタルルーフではなく、コンベンショナルなソフトトップを採用している。これはメタルルーフ化による重量増を避けた結果だ。
メルセデスベンツの新型『Eクラス』は、丸型ヘッドランプから角型に変化したことが外見の大きな特長。サイズは全長で20mm、全幅が35mm拡大し全長4870mm×全幅1855mm×全高1455 - 1470mmで、ホイールベースは20mm延長し2875mmとなった。
BYD(比亜迪汽車)は、中国の電池メーカー比亜迪の子会社の自動車部門で、設立は2003年。ヨーロッパ車や日本車などのコピー車が多いことで知られているが、自社製のプラグインハイブリッド車の開発にも力を注いでいる。
中国・上海で4月20日から28日の期間開催された上海モーターショーには、伸び盛りの中国自動車市場に希望を見出すべく、世界中の自動車・部品メーカー約1500社が参加。外国メーカーに負けじと、中国メーカーも市販モデルだけでなく様々なコンセプトカーを出展した。