新型『ミニ』はBMWにとって、いろいろな意味で重要なモデルだ。BMWにとって最大のメリットは、これまでBMWがサポートできていなかったサブコンパクトクラスのユーザーの取り込みが可能になったことだ。
新型『ミニ』が初代モデルからもっとも大きく進化したのは、何といっても快適性だろう。最新のメカニズムになり、静粛性や乗り心地が向上したのはもちろんだが、ドライバーやパッセンジャーへの豊富なアメニティの提供も見逃せないところだ。
>新型『ミニ』は、そのデザインソースの多くを1959年に登場した初代ミニから受け継いでいる。ボディタイプは3ドアハッチバック1種のみ。衝突安全性や操縦安定性の確保のため、ボディサイズは初代よりふたまわりほど拡大されている。
かくも国際的な成り立ちの『ミニ』だが、ビー・エム・ダブリューの関昭雄ディレクターは「作りはもちろんBMWクオリティです」と胸を張る。
フォード『フォーカスSVTバージョン』が設定されるようだ。SVTというと流行のSUT(スポーツユーティリティトラック)を思わせる言葉だが、スペシャル・ビークル・チームのこと。フォードのエンジニアが作り上げた内部カスタムカーのようなもの。
BMWジャパンは、新型『ミニ』のトップモデルである『ミニ・クーパーS』の価格を発表した。価格は260万円。スーパーチャージャー付き1.6リットルエンジン、6MTが発売される。デリバリー開始は5月中旬の予定。
キャデラックのラインアップに、シボレー『サバーバン』兄弟車が加えられることになった。名前は『エスカレードESV』。サバーバンはアメリカでは人気のあるフルサイズSUVで、クルマの全長はエスカレードよりも長い。正式にキャデラックの一員として販売が始まるのは2003年になるという。
クライスラーでは『コンコード』、『300M』に「プロアム・エディション」というゴルファーのためのスペシャルバージョン設定、発売する、と発表した。
3月2日からミニ正規ディーラーネットワークが一斉にオープン、新型『ミニ』の販売を開始する。それに先駆けて1日から東京地区でデモ走行や屋外展示などの発売記念イベント「MINI Street Jack」が開催され、合わせて「ミニ・クーパーS」の価格260万円が発表された。
ところで、ミツオカのヒット作『ビュート』は、旧型『マーチ』をベースにして作られていた。旧型マーチの生産終了とともにビュートの生産も終了したのだが、果たしてミツオカは、新型マーチをベースにして新型ビュートを作るのだろうか?