北米国際自動車ショー、通称デトロイトショーのプレスデー初日が4日、ミシガン州デトロイトのコボセンターで開幕。景気回復基調で順調に自動車販売が伸びている北米市場を狙い、日米欧各メーカーは強力な新型車攻勢をかけてきた。
目玉は、フォード『マスタング』、シボレー『コルベット』、クライスラー『MEフォートエルブ』など、ビッグ3のスポーツカーたち。
対する日系メーカーは、アメ車の聖域、ピックアップトラックで新戦略を目論む。トヨタの超大型ピックアップトラック『FTX』、ホンダの『SUT』に注目。三菱もダイムラークライスラーと連携したスポーティピックアップを準備している。
また、現地時間4日朝に発表された、03年北米カーオブザイヤーに輝いたプリウスの好調セールスをうけて、トヨタは『ハイランダー』(日本で『クルーガー』)、レクサス『RX330』(日本で『ハリアー』)の3.3リットルV6ハイブリッドの量産車をお披露目。
プレスデー初日は午後から横殴りの雪模様。明日プレスデー2日目は朝6時30分から午後4時半まで、16社の記者発表が行われる。