スバル『インプレッサ』の骨格を流用したサーブの小型モデル、『9-2X』は、集まった自動車ジャーナリストに大きな驚きを与えていた。フロントマスクはともかく、後部のデザインなど「スバルそのもの」といった感想が多く聞かれた。
しかし「インプレッサWRX」のプラットフォームを利用したことに対しての意見はおおむね好意的で、サーブにとってのプラスイメージにつながっているようだ。
ただしサイズ、デザインなどを考えると2万7000ドル(約290万円)という価格はやはり高く感じられる。サーブというブランドとして考えればエントリークラスであるが、この価格ならばインプレッサを選ぶ人が多いかも知れない。