【トヨタ富士重提携】サーブ 9-2X の生産は継続

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ゼネラルモーターズ(GM)は、保有する富士重工業の全株式を売却して戦略的提携関係の解消に伴って、今後自社の活動と資源をアジア太平洋地域の高成長市場と他の戦略的提携関係パートナーとに改めて集中させると発表した。

トヨタ自動車はGMから、富士重の発行済株式全体の約8.7%、6800万株を、一株当り520円で購入する。GMは残りの富士重株約11.4%、計8900万株を市場に売り出す。GMが所有する富士重株の売却は、第4四半期(10−12月期)中に完了する見込み。

GMは、2000年に富士重に資本参加して以来、両社は、商品開発、先進技術、国際購買、サプライチェインマネジメント、物流の分野で様々な共同プロジェクトを手がけてきた。GMは現在、富士重との間で量産車1車種、サーブ『9-2X』に関し協力しており、これは継続する。富士重との間に存在する他の共同プロジェクトは今後解消すると、している。
 
GMは、米国の証券取引所(SEC)に、富士重株の簿価に対する、7−8億米ドルの引き下げを反映させた2005年第2四半期の決算結果を説明した「フォーム8-K」を提出した。GMが富士重株の売却により得られる現金収益などの含み益などは、GMの第4四半期の業績として反映される。

《レスポンス編集部》

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