マツダはミドルクラスの『6』(日本名『アテンザ』)をジュネーブに展示した。世界戦略車でもあるアテンザの欧州プレミアであり、加えてステーションワゴンは世界初公開である。
ダイムラー・クライスラーの社長兼CEOのディーター・ツェッチェ氏がジュネーブで爆弾発言? なんと「ビッグ3という呼称を使うのは時代遅れ」と言い、「我々は狭い町の中で2人(もちろんフォードとGM)と競争するのではなく、世界のベストと競い合いたい」と明言した、という。
マツダのオールニュー・ショーカー、『MXスポーツラナバウト』が本当は何を意味するのか知りたければ、車名はおいといて実車(写真)だけを見たほうがいい。マーク・フィールズ社長はマツダのデザイン哲学をスモールカーで表現した“コンセプト”という。
日産の最新コンセプトカー『ヤンヤ』はいっぷう変わったSUV派生のクロスオーバーだ。デザインについていうと近代都市高層建築に発想を得た、トレンドセッターとなり得るもの。
ポルシェの歴史でおそらくもっとも過激な、そしてもっとも大きな話題となるクルマがジュネーブで発表されたV8オフローダーの『カイエン』だ。ポルシェ市販車で初めての4ドアであり、やはり市販車では初めてオンロードスポーツ以外への挑戦だ。
5日のメディアデイから第72回ジュネーブ・モーターショーが始まった。一般公開は7日から17日まで。場所はジュネーブ郊外(といっても電車、バスで都心から10分ていど)の「パレクスポ」国際展示場だ。新型車ラッシュのショーとなる。
古河機械金属は、大型トラック架装用の2.95トン吊のクレーンをモデルチェンジして、新たにユニッククレーン『UR-V580』、『UR-V600』の2シリーズとして、子会社の古河ユニックから6日に発売する。
フィアット-PSAが協同開発・生産するミニバンのプジョー仕様が『807』だ。『806』の後継で、シトロエン『C8』、フィアット『ウリッセ』、ランチア『フェドラ』とともにジュネーブ・モーターショーで発表される。
自動車デザインへのチャレンジ、とトヨタがいうのが『UUV』(アーバン・ユーティリティ・ビークル)コンセプトだ。現在のSUVの進化形であり、アーバン・ビークルのニッチを提案するものだ。1994年に『RAV4』が登場したときのような意味合いをもつという。