トヨタが若者向けに立ち上げた新ブランド「サイオン」は、2日からのグレーター・ロサンゼルス・オートショーで、最初の量産モデル『xA』と『xB』を発表した。いずれも6月から、メーカー小売価格1万6000ドル=約190万以下で販売するという。
ホンダは、10日から千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2003with NAPACに、『モビリオ・スパイク』のアレンジ提案2台を参考出品すると発表した。
アメリカン・ホンダモーターは、デトロイトショーにてコンセプトモデル『スタジオE』を発表した。01年12月より販売開始した『エレメント』をベースに、都会の夜の生活と音楽をコンセプトとした。
ダイムラークライスラー日本は、クライスラー『ボイジャー』の2003年モデルを1月11日から発売すると発表した。
三菱『ターマック・スパイダー』は、三菱自動車の描く高性能オープンスポーツの将来像を提示する。IT時代の若年層(ジェネレーションY)をターゲットに、スポーツカーに求められる極限まで高めた運動性能と、乗る人全てが楽しめる快適さを高次元でバランスしたという。
三菱『エンデバー』は、三菱自動車が2000年2月に発表した「アメリカでコアとなる商品のデザイン・開発・生産はアメリカで行う」という“プロジェクト アメリカ”計画の第1弾となるミッドサイズのクロスオーバーSUV。デザインから開発・生産まで一貫して現地で手がける。
日本では昨年10月に発表されたスバル『インプレッサSTi』の北米モデルが、デトロイトショーに展示された。STiが北米市場に投入されるのは今回初めてで、スバルのイメージリーダーを担うモデルとして導入される。
2002年デトロイトショーのコンセプトカーから基本デザインを変えずに量産型の登場となった日産『クエスト』ミニバン。デザインを担当したのは日産のアメリカデザインスタジオであるNDA。今年後半から04年型として発売される。
三菱自動車は『ランサーエボリューションVIII』の北米導入を決定、日本を含む世界に先駆けて2日開始のロサンゼルス・オートショーと5日開始のデトロイト・オートショーで実車を披露した。
北米日産はミドルクラスセダン『マキシマ』をフルモデルチェンジ、デトロイトショーで発表した。『アルティマ』の上級移行にともない、マキシマもさらに上級、アッパーミドルに移行する。全長は4915mmに拡大、アルティマとの逆転も解消される。